

(田野)
![]() |
||
まず「OECらしさ」というのがあると思います。信用イメージというか裏切らない。真面目でこつこつ一生懸命。あまり格好良くないけど、最後までやるよとか。そういった社員の人間性がOECグループの一つの大きな強みだと思います。
それとマルチベンダーというか、お客さんに対してNECじゃないと駄目よといいながら業界によっては他社製の良いところを理解し販売する、お客さんに最適なソリューションを提案しニーズに対応している。NEC・XEROX・NCR・東芝テック・EPSON等のメーカー様とパートナーとして“がっぷり四つ”に取り組めるところも強みだと思います。
次にWaWaシリーズの自社ソフトを保有していることやWEBアプリケーションの開発体制があることです。またOECグループとして堅牢なインターネットデータセンター(IDC)があることも大きな強みだと思います。
(森)
私はOECの社内にいた時間よりも、外からOECを見ていた時間の方が長かったのですが、そこらへんでいえば「おもてなしの心のDNAを持ったIT集団」だなあと思います。「お客様にとって優しい会社」と言えるのかなあと思います。

![]() |
||
(森)
OECの強みの所で、「お客様にとって優しい会社」といいましたが、お客様に優しいということは、逆に商売上弱いですよね。きちんと最初に決め事をしてここまでは契約の金額の範囲、ここから先は別途有償で頂きますよという所がなかなか最初に決められていないからずるずるずるといっていて、なかなか儲からないという話にどうも繋がりがちなのではないかなという所が表と裏というか弱い所だと思いますね。
![]() |
||
(田野)
人の育成っていうのはもちろんこれからもやっていかなきゃいけませんし、いきいき楽しく働けるというような会社になるのが一番必要な部分だと思います。その上で自由に自分の考え方・自分の意見が出せて、なおかつ収入が多い会社にする。これが理想ですね。弱い部分を強くしていく事も大切ですが、それよりもOECグループの強い部分の柱をもっと太く強化していく事がもっとも重要だと思います。これからの時代は、大きく伸びる情報サービスモデルはIDCを使ったASPサービスであるのは間違いないと思っています。ASPっていうのはオンデマンド、SaaS(サース)、ユーザーコンピューティングといったような言葉でも言われていますが、その事業をより増やしたい、いわゆるWaWaを中心としたポータルカストマイズでの展開や新規ASPアプリケーションの開発や品揃えをしたい。
IDCを使ったASP事業をみんなでやろう!円陣全開!というのは言っていますし、部門を飛び越えて全社員が一丸となってストックビジネスに取り組んでいます。今後は、OECグループで取り組みたいことですね。

![]() |
||
(森)
3つが一緒になるというのは科学の実験でAという液体とBという液体とCという液体を入れたらDという全く新しい液体が出来ましたというような事ではなくて。iii@OECはOECから分かれた会社で似たようなものを掲げた会社ですが、それとでんでん(電通テック)という今まで別の会社だった所とでは、持っているお客様が全然違う訳です。それぞれが今まで持ってきたお客様に対して垣根が低くなって商談に行けますよねというのと、今までそれぞれが持っていた商売のアイデアといった物を新しいお客様に持っていけますよね。
お客様の所に営業に行くということは、お客様の困り事を解決できる方策を提案する、そういったアプローチの仕方が一番有効だと思いますが、そういったアプローチをする時にメニューが増えているということ。OECとしては今まで電通テックが持っていた電話工事・通信・防災といったことが、営業が持っていく鞄のパンフレットの1枚になるといった事だと思います。だからお客様にしてみれば営業のメニューが増えたということがOECグループとしてはプラスになると思います。
![]() |
||
(田野)
この前、ある人に言われた事が、「資格を持っている会社と一緒になって仕事が出来る」、「資格を持っている会社が入ってきた」と。今まで出来なかった仕事が資格を持っている会社が入ってきた事で出来るようになる。OECはどちらかといえばSIですよね。iii@OECはIT(インフォメーションテクノロジー)という物を売って、次に出てくるのがでんでん(電通テック)でICT(コミュニケーションテクノロジー)といった電気・電話・ネットワーク・工事などで、OECグループのメニューがトータル的に見てぐっと増えた。3社になったのでお客様のいろんな相談に乗れるというのが強みですね。

(田野)
当面OECグループは、数値目標でいえば、売上100億、営業利益10億を目指します。10年後の数値は、今の倍!いやいやもっともっと!と言いたい所です。数値よりも、iii@OECとしては、県下でストックビジネスナンバーワンの会社を目指すというのを目標に掲げています。県内には競合他社がたくさんありますが、IDCを中心にした機器販売サービス・ASPサービス・アウトソーシング・保守サービス等ストックビジネスの取り扱いナンバーワンの会社になりたい。数値はその上でついてくるものだと思います。
![]() |
||
(森)
これから社会人になる人でこの業界に興味がある人の中で3本指に入る会社になりたいですね。IT業界で就職をしたいといった時に、OECグループが何番目に思い浮かべてもらえるのか。5年後、10年後に1番であって欲しいとは当然思いますが、OECグループが選択肢の中に入っていて、この会社の一員になりたいっていうのをたくさんの人に思ってもらいたいです。
数値としていえば、OECの場合は現在、300人の社員で3億超の営業利益ですから、1人当たり100万の営業利益をだしていますが、それが高いのか安いのかといったら、昔のように汎用機で処理を流して処理料を貰っていた時の方が1人当たりの営業利益が高かったと思いますけど、今のようにオープン化になってしまうと1人当たりの営業利益を増やしていくのは難しい事です。しかしながら社員一人一人に努力してもらって、まずは1人当たり150万。それが達成できたら200万。といったように生産性を上げられるように成長していって欲しいです。その上で、人員を毎年10人ぐらいは増やしていけば、5年後、350人×150万=5億2500万、10年後、400人×200万=8億が数値的な目標ですね。
それとどういった風土の会社であって欲しいかと言えば、田野特別顧問と一緒で、明るく元気に楽しく働ける、働ける事が誇りに思えるような会社でありたいと思っています。
![]() |
||
(田野)
組織が大きくなっても小回りが利かないと駄目だと思います。常にハングリー精神を持ち、何にでも前向きにチャレンジする気持ち。年数だけたっても意味がない。もう一度原点に戻って次の厳しい50年を迎えようっていう意識がないと40年から50年のステップは踏めませんよね。今の厳しい社会を生き抜く力を社員一人一人が考えて取り組んで欲しいです。
![]() |
||
(森)
経営者としては、いろんな社会的な責任がありますよね。雇用を守る。会社が存続する事で税金を納めている。というような事があります。つまり、会社は存続し続けないといけない。その為には利益を出し続けなければいけない。いろんなやりたいこともあるけれども、だからといって利益を減らしていいという事にはならないので、利益を取るということと、いろんな事にチャレンジするというバランスをうまく取りながら5年・10年という幅の中で、やりたい方向に進んでいって欲しいと思います。今年来年の事を考えると一気にそういう方向に行けないっていう場合もあると思う。そこは社員に理解してもらって長いスパンで考えて取り組んでいって欲しいと思います。その中で、少しでも去年より今年。今年よりも来年という事で、より良くして行こうという意欲を持って取り組んで欲しいと思います。
![]() |
||
(田野)
機器販売って言葉をやめて、ICT事業っていう言葉(インフォメーションテクノロジーとコミュニケーション)を使おうと思います。
IDC(インターネットデータセンター)では今までは、データをお預かりするハウジングというのをやっていたのですが、さらに自分たちでパッケージ商品を作って企業にあったホスティングサービスを実施しています。中小企業から大企業まで、どんな会社にもマッチするパッケージ商品を手頃な価格で売り出しています。分かりやすく言うと、分譲マンションのようなもの。これを使ってみて下さい。サービスの良い商品を即座に提案出来ますよ。
新規サービス事業として(今までやって来たことを体系化して体制を作る)、今まではハードウエアとソフトウエアを売っていましたが、これからはユースウエア(活用するもの)のサービスをやって行きたいですね。それらが全てストックビジネスにつながる。ITを中心としたアウトソーシングサービスのことです。機器を使うためのセットアップやセキュリティ、サポートなど利用サービス的な体制を作って行きたいですね。結局は人材あっての会社ということになります。要所要所に重要な人を配置し、その中で自分が主役となって会社を大きくしていって欲しいと思います。それとエンベデッドと言って組込型ソフトをコンピュータに入れて売るっていうのも考えています。
(森)
OECは今まで運用・エンドユーザーというウエイトが高かったのですが、エンドユーザーを対象にして公共・医療の分野と民需の部分があって。それとは別にもう一つの柱としてシステムの請負開発の部分、今でもNEC・NCR・FUJITSUなどいろんな所から請け負ってやっていますが、その請負の部分ももっともっとやって行きたいなと思います。エンドユーザーに対しての開発を2本の柱、請負開発を1本の柱として、計3本の柱の中でこれから5年間の中で計画をたててやっていきたいと思います。

![]() |
||
(田野)
iii@OECの経営ビジョンは、Information(情報技術)、intelligence(知恵・知識・工夫)、innovation(革新)という3つのiiiで新しい価値を生み出す、ベストパートナー(お客様・取引先・社員)を目指します。「ありがっと(アイアット+ありがとう)OEC」と言われることが、我々が目指す所であって「みんなの幸せと人間の創造性が発揮出来る社会作りに貢献すること」が実現出来ると思います。
この3つのiiiを使って社会がより良い社会になるように貢献しようじゃないかという話は、いつも言っています。iii@OECは、何をやっている会社なのか、何をやりたい会社なのかという意義を理解してもらって、自分が核(中心)となって「よしやろう!」という意欲を持つ。そしてそれを実現させて「やった!」という達成感を味わう。その為に自分は何をやるべきか、何をやりたいかっていう年間ビジョンを明確にすることや、資格をとること、夢や目標をもつことをして欲しいですね。会社のビジョンを理解しながら自分の夢や目標を達成していき、OECグループの未来を造る醍醐味を味わって欲しいと思います。みんなにいつも言っているのは、「WaWaOffice」「ホームページ」「XEROX」「アウトソーシング」「ソフトバンク」のようなストックビジネスをみんなで売ろう。みんなで売ることで自分も含めたみんなが幸せになる。部署が違おうが、みんなでストック商品を売ろう。自分の幸せの為に、自分の目標達成の為に、そしてみんなの為に、そういう気持ちでやって行こう。
もう一つは、自分の強みは何かっていうのを見つけてそれを伸ばす事、そして苦手な事ややりたくない事に関して、どうやったら改善出来るのかという事を自分で分析して解決していって欲しいですね。今の自分ではチャレンジ出来そうにないことでも、上司に自分はもっとこういう仕事がしたい、もっと知識を広めて行きたいと相談すれば、何か手助けをしてくれるかもしれない。そうやって上手なコミュニケーションがとれる、自己啓発が出来るといった事をみんなが出来る環境を仕事の中でどう作るかというのが重要な課題で、みんながOECグループの一員としての参加意識を持って、がんばって欲しいですね。
普段、社員の意見を聞ける場は少ないですが、iii@OECは、半年か1年に1回はみんなで、ぱーっと飲んで、お互いの意見を言ったり、誉め合ったりしています。一生懸命予算達成の努力をし、ぱーっと行きたいですね。
![]() |
||
(森)
OECの社員は割とおとなしい人が多い気がします。もっと自分があれをやりたい、これをやりたいって事が表に出てきてもいいのかなあと思います。
私は土日に子供達にサッカーを教えているのですが、うちのスクールの子供達もおとなしいんです。練習の時や遊んでいる時は「ボールをくれ!」とか声を出してやっているのに、試合になるとみんな無口になってしまって。お葬式の中でボールを蹴っているのかっていう雰囲気になる時もあります。そういう時、「みんなが“自分が主役なんだ”という思いを持って目の前にあるボールを取りに行け!」ってよく言うのです。社員のみなさんに対しても、もっともっとあれをやりたい、これをやりたいっていうのが出てきて欲しいという願いはありますね。それともう一つは、良い社会人になって欲しいと思います。会社の仕事しか知らないような人間ではやっぱりお客さんの所にいって話をしててもなかなかお客さんの話についていけない、話に入れないと思うんです。
いろんな経験をして、それは地域であったり、子供を通じて学校であったりなど、いろんな活動をする事で自分の人としての幅が出てきたり、お客さんとの商談の時にいろいろな話が出来たり。それから、いつか定年退職した時、そこから先、生きていく時間っていのは、生まれてから就職するまでの時間と同じぐらいの時間を過ごす訳で、その時に良い社会人になっていて欲しいなと思います。

![]() |
||
(森)
お客様には「感謝」の一言しかないですよね。
会社が40年続くというのはすごい事だと思います。
(田野)
私は、昭和59年から(正確にいうとその前の3年間、オペも経験していましたが)いるわけで、約25年になりますが、お客様に対してはもちろん「感謝」の一言です。40年の間には失敗もあり、成功もあり、苦労もあり、喜びもあり、いろいろな事があったと思いますが、どんな時でもOECをご愛顧していただいた事に関しては、本当に感謝しています。また、これまでの40年という道のりの中でお取引先・先輩・社員・家族の方々など、たくさんの人たちのおかげで今のOECグループがあるという事にもとても感謝しています。ですから、私たちは、これまで築いてきた土台というものをより大きく強固なものにしていかねばなりません。年を重ねる毎に、みんなで盛り上げ、より社会に役立つ企業になっていく努力をして行きましょう。
お客様には、いつまでも厳しく温かい目で見守って頂き、未来を創造して行くOECグループをこれからもよろしくお願いいたします。
